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図書落語

クラウゼヴィッツ落語七席勝負|まとめ読み

巻物の上に七つのアイコンが並び、後ろ姿の商人たち(タケ・おさき・蔵はん先生・ナポやん)が柔らかい光に照らされているビジュアル。全七席の旅路を象徴。
ikkyo_blog

霧と決断


はじめに|これは、戦の知恵か、商いの極意か?

クラウゼヴィッツの名著『戦争論』。
その難解な戦略理論を、江戸の町人たちの生活に置き換え、
“笑いと学び”で届けるのがこのシリーズです。

登場するのは、商売人の若旦那・タケ
冷静な女将のおさき
そして、クラウゼヴィッツを思わせる蔵はん先生――
さらに最終席では、あの“ナポやん(ナポレオン)”も参戦!


🔻 七席ラインナップ(各話リンクつき)

🥇 第一席|見えぬ先でも、進むべし

【テーマ:戦争の霧(Fog of War)】
→ 不確実な状況でも、信念を持って決断する勇気とは?
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🥈 第二席|計画は崩れるためにある

【テーマ:摩擦(Friction)】
→ 完璧な計画も現場で崩れる。“段取り力”と“現場対応”の真髄
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🥉 第三席|狙うは相手の急所

【テーマ:重心(Schwerpunkt)】
→ 「力の入れどころ」を見極め、少ない力で最大の成果を出す
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🏯 第四席|守りこそ最大の攻め

【テーマ:防御の優位性】
→ 派手な攻めより、自分の“強み”を守る老舗の知恵
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🎲 第五席|全ては賭けではない

【テーマ:勝利の確率】
→ 勘に頼らず、“読んで動く”知的勝負のコツとは
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🕊 第六席|話し合いの続きが戦さ

【テーマ:戦争は政治の延長】
→ “怒り”ではなく“目的”に立ち返ることで争わずに勝つ
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🧠 第七席|力なき正義は、無力

【テーマ:戦争の本質】
→ 正しさだけでは通じない時代。ナポやんが語る“勝てる戦略”とは
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✍️ どの話にも共通する本質とは?

  • 状況判断の“構造”を読む
  • 感情でなく、目的で動く
  • 勝つより“通す形”を探す知恵

これらは、戦でも、ビジネスでも、人生でも通じる「生き抜く力」そのものです。


🧩 あなた自身の“戦略”を、今こそ描こう

✅ 正義にこだわりすぎていませんか?
✅ 言いたいこと、伝わる形になっていますか?
✅ 戦う前に、“勝てる道”を描けていますか?


おわりに|

クラウゼヴィッツ戦争論からもっとも重要な概念を7つに絞って、落語仕立てでお伝えしてきました。こむつかしい戦争論を読むきっかけになれば幸いです。

また、新シリーズも創っていきますので、また当寄席にいらしてください。

ABOUT ME
影褒め亭いっきょう
影褒め亭いっきょう
国家資格キャリアコンサルタント×アマチュア落語家
「国家資格キャリアコンサルタント × アマチュア落語家」 落語の世界観に魅せられたアラフィフ落語家。13年間の落語経験を活かし、「死神」「いきだおれ」など、クセの強いネタを愛する。 国家資格キャリアコンサルタントとして、「人生の転機」を言語化し、落語にするという独自のスタイルを確立。 「影褒め」(※第三者を通じて伝える褒め方) を活用し、あなたの強みや人生のストーリーを落語で表現する活動を展開中。
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