アナログもデジタルも知る氷河期世代のミックススキルが最強の武器になる

「氷河期世代の自分、このままで大丈夫かな…」
「転職したいけど、時代遅れと言われないか不安…」
もしあなたが、そんな漠然とした不安を抱えているなら、少し立ち止まって考えてみてください。
私たちは、パソコンがない時代とデジタル時代の両方を生き抜いてきた、唯一無二の経験を持つ特別な世代です。この二つの世界を股にかけた経験から生まれた「ミックススキル」こそ、現代のビジネスにおいて最強の武器になります。
この記事では、あなたの経験が持つ価値を再定義し、そのミックススキルを強みとして認識することで、今後のキャリアにどう活かせるかを書いています。あなたの経験を「強み」として捉え直し、未来を切り開くための一歩を踏み出しましょう。
小噺:アナログとデジタルのはざまの知恵
「おい、またそんなしょんぼりした顔して、どうしたんや?」

「いや、わいこの歳になって、改めて思うんや。なんの強みもない、と」

「何を言うてんねん。この前、部長のパソコンが動かん言うて、ちょいちょいと直したやないか」

「あれか?昔『Windows95』と格闘しとった時の経験が活きただけで…」

「それが強みやないか!」

そこに、ご隠居のいっきょうさんが、にこやかに近づいてくる。
- つづき
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「喜六は氷河期世代じゃろう?お前さんだけが、アナログとデジタルの両方を知っておる。それがお前の『ミックススキル』じゃ」
「ミックススキル?」
「そうじゃ。お前は、アナログ世代にはデジタルの便利さを教え、デジタル世代にはアナログなコミュニケーションの良さを教えることができる。例えるなら、凝り固まったアナログの常識と、先走りするデジタルの技術をつなぐ、クッションみたいな存在じゃな」
その日の午後、若い部下が喜六のもとに相談にやってきた。
- さらにつづき
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部下
「喜六さん、部長に企画書を出したんですけど、何度メールしても読んでくれないんです。」
「ほう、どれ見せてみい。…ああ、これか。うん、ええ企画書やな」
部下「でも、全然フィードバックがもらえなくて…」
「せやな。何でもメールで済まそうとしたらあかん。ただな、部長と直接話せ言うても、若い子はびびってなかなか行かれへんわな」
「そら、部長はパソコンで長い文章を読むのが苦手なんや。わいが若い頃はな、大事な話はFAXで送ったり、直接口頭で伝えるのが当たり前やったんや。よし、わいが部長に『君から直接、企画書の説明を聞きたいって言ってたよ』と伝えてやる。その代わり、君は簡潔に説明できるよう準備するんや」
部下「えっ、そんな!ありがとうございます!」
「…そうか、わいの経験は不運やのうて、両世代をつなぐ『橋渡し役』なんやな」
- まとめ
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喜六の強みは、手探りで学んだからこその本質的な理解と、世代間のギャップを埋める「翻訳力」。彼はこの強みを活かし、今日もアナログとデジタルの間を行き来しながら、両世代の架け橋となるのでありました。
パソコンがない時代からデジタル黎明期へ、氷河期世代の特別な経験

多くの世代が「当たり前」と捉えているデジタルツールも、私たちにとってはすべてが手探りの時代でした。就職氷河期という逆境の中、私たちは独自の「サバイバル能力」を身につけてきたのです。
就職氷河期が育んだ「サバイバル能力」
求人情報が限られ、パソコンやインターネットも普及していなかった時代。就職活動は、内定がとれない中、足で情報を稼ぎ、履歴書と向き合うのが当たり前でした。この経験から、私たちは「ないなら作る」というハングリー精神と、どんな困難な状況でも自力で解決策を探し出すサバイバル能力を身につけました。
アナログ的思考がデジタル時代に活きる
- 本質的な理解力: PC黎明期にマニュアルを読み込み、エラーと格闘しながらツールの仕組みを理解した経験は、単なる操作以上の本質的な理解につながっています。
マニュアルの内容を深く理解し、そこには書かれていない応用を試した経験は、AIやスマートフォン、パソコンといったデジタルデバイスの利用法を習得したり、他者に説明したりする上で役立っています。
- 多角的な情報判断: 図書館や雑誌で情報を収集し、複数の情報源を比較検討する習慣が、情報過多な現代における「クリティカルシンキング」として役立ちます。
私、いっきょうが働き始めた当初、事務所では特にやることがなく、一人浮いた存在でした。
そんなある日、パソコンが導入され、手書きだった納品書や報告書が、パソコン入力に変わりました。
事務所内にはパソコンを操作できる者がおらず、私が一手に引き受けることになったのです。
当初は思うように操作できず、エラーを出すたびに、マニュアルを読み直していました。
その結果、単に「ボタンを押せばできる」という使い方ではなく、「この機能はどういうロジックで動いているのか」を考える習慣が身についたのです。
そして、パソコンは私に、事務所に居てもいいという居場所を与えてくれました。
なつかしいエピソードやな。あんとき、もう会社やめようかと思てたわ

バブル世代とゆとり世代との協働を円滑にする「翻訳力」と「共感力」
- 世代間の橋渡し: バブル世代とゆとり世代、異なる価値観を肌で感じてきたからこそ、双方の考え方を理解し、世代間のギャップを埋めることができます。
- チームビルディングへの貢献: ゆとり世代のデジタルスキルや新しいアイデアを尊重し、強みを引き出すことで、チーム全体のパフォーマンスを最大化し、大きな成果を生み出すことができます。
小噺にあった喜六のように、氷河期世代が置かれた立場であるからこその役割があるはずです。各世代が苦手としていることは、私たちは苦にならずこなしてきた経験があるのです。
ビジネスで活かせる氷河期世代のアナログとデジタルのミックススキル

私たちが培ってきたアナログの知恵とデジタルの適応力は、現代のビジネスにおいて「ミックススキル」として大きな価値を発揮します。これは、他の世代には真似ができない、私たちだけの強力な武器です。
- 最適解を模索する「課題解決能力」: デジタルツールに安易に頼らず、アナログとデジタルの両視点から、本質的な課題解決を図ることができます。
- ツールに振り回されない「目的志向のデジタル活用」: ツールの機能だけでなく、その目的や仕組みを理解しているため、無駄なく効果的にデジタルツールを活用できます。
- 職場の生産性向上: アナログ業務プロセスを熟知しているため、デジタル化のメリットと課題を予測し、DX推進やチーム全体のデジタルリテラシー向上に貢献できます。
ここからが、わいらの真価の発揮どきですわ!

実は「一番優秀な世代」という自己認識に変える
私たちは、厳しい時代を乗り越え、アナログとデジタルの両方を知る、実は「一番優秀な世代」です。しかし、その経験の価値を、自分自身で低く見積もってはいないでしょうか。
- 経験の棚卸し: これまでのキャリアを振り返り、培ってきたアナログの知恵やデジタルの適応力を洗い出しましょう。
- 市場価値の再定義: 洗い出した経験を「業務プロセスの改善能力」や「DX推進スキル」として言語化することで、現職や転職での市場価値を高めることができます。
「当たり前」の中に、あんさんのユニークな強みがあるんやで!

アナログとデジタルを武器に新たなキャリアを築く
もし、自分の強みをどう活かせばいいか、どんなキャリアに進めばいいか迷っているなら、キャリアコンサルティングの活用をお勧めします。
専門のキャリアコンサルタントが、あなたの経験やスキル、そして「デジタルアナログミックス世代」としての強みを客観的に評価していきます。
私「いっきょう」は、氷河期世代専門のキャリアコンサルタントとして、これまでに多くの方のキャリアアップをサポートしてきました。あなた自身も気づいていない強みを見つけ、それを活かし、未来を切り開くための第一歩を踏み出してみませんか?
ご興味ある方は、ぜひ、こちらのブログを合わせてお読みください。
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