なぜ50代がAIを使いこなせる?氷河期世代の経験が最強の武器になる理由

「AIなんて若い人たちが使うもの」
「今から新しいスキルを身につけるのは、ちょっと…」
50代のあなたは、そう感じていませんか?
私もこれまで、50代の多くがAIの活用に後ろ向きだと感じていました。私の周りを見ても、AIを使っている人はほとんどいなかったからです。
ですが、「AIは若者が使いこなすもの」という考えは大きな誤解です。
たしかに、AIの機能を素早く使う能力は若手のほうが上かもしれません。それでも、AIの出力を「実行可能な戦略」へと翻訳する力は、経験豊富な私たち氷河期世代のほうが深いのです。
実際、『日経ビジネス』の2024年11月の記事によると、AIを最も実務で活用しているのは、意外にも50代社員でした。あなたの経験は、AI時代にこそ価値を発揮するのです。
本記事では、「不遇」「悲惨」だと思っていた氷河期世代において、これまでの経験がAI時代にこそ活かされる最強の武器となる理由について解説していきます。
小噺:AIがもたらす悲喜劇
まずは、小噺を一席おつきあいください。
第一幕:とある喫茶店にて
喜六さん、最近絶好調なんです!AIがお客様が笑うツボまで教えてくれますよ!

なにを言うか。所詮、機械やろ。

いやいや、喜六さんの昔の失敗談までおもしろおかしく作ってくれるんです。

なんだと!わいの恥ずかしい過去が、AIに吸い取られたってことか!

- 第二幕:いっきょうさんの長屋にて
-
ほう、AIが人の過去を学習するとは。
いっきょうさん!清やんのAIが、わいの失敗談をネタにして、「喜六さんは昔、契約書を雨で濡らして土下座したそうです」って…。お客さんは爆笑、わいは顔から火が出る思いですわ。
それがいいんじゃないか。
なんでですの?
AIは、お前さんの「恥ずかしい過去」を、笑いに変える「最高の物語」として再構築したんやな。
- 第三幕:再び喫茶店にて
-
喜六さん!僕のAIが、喜六さんの失敗談を「人情話」として話し始めたんです。あの厳しいお客さんが、「喜六さんも大変だったんだな」って言ってくれて…。
え?
AIは喜六さんの営業報告書から、奨学金の返済で四苦八苦した話やら…全部、人情話として分析したんです。おかげで大うけ、契約が取れました!
…わいの失敗談が、AIによって客に評価されるようになったんか?
- 第四幕:再びいっきょうさんの長屋にて
-
…つまり、AIは「人の痛み」を「笑い」に変える方法を学んだ。それはお前さんの人生の知恵なんやな。
そうか!AIもわいには勝てんってことやな。よし、清やん!AIに、もっと、わいの恥ずかしい過去を教えてやるぞ!
いやいや、最近、ぼくのAIが「喜六さんの若いころは、、」ばかりになってしまってて…もう勘弁してください。
AIは万能ではない。「人の知恵」が意味を生む
たとえば、AIにターゲット企業のリストアップを頼んだとしましょう。AIは完璧なリストを瞬時に作成してくれます。しかし、そのリストの中から「どの会社にアプローチすべきか」「誰に会うべきか」は、最終的に人間が判断しなければなりません。

私は33年の営業経験があります。商談の場において、私の経験から言うと、お客様には「旗振り役」と「意思決定役」という2つの役割を担う人がいます。両方を兼ねるケースもありますが、多くは別々の人物です。ここで重要になるのが、誰が「旗振り役」になり得るかを嗅ぎ分ける力です。
私は、この「旗振り役」を客先における社外営業マンと捉え、彼らが活躍できる道筋を立てることに注力してきました。
そうすることで、成約率が高まるだけでなく、将来の意思決定者として長期的な関係が築けるのです。
「誰に会うべきか」を判断する力は、AIが持つデータだけでは決して導き出せない、長年の経験から生まれた「人の知恵」なのです。

あなたの経験はAIに負けない「最大の資産」
AIがどんなに進化しても、代替できない強みが私たちにはあります。それが「人と向き合う力」です。
コラム著者である神田昌典氏が30代の頃、年2,000件以上のマーケティング相談に対応していた際、必ず使っていた「5つの問い」があるといいます。相手の中にある「意味」と「価値」を言語化し、本質的な課題解決に導くための問いです。
- あなたの商品を20秒で説明できますか?
- なぜ、お客様は他社ではなく、あなたを選んだのですか?
- お客様はどんな場面で困っていましたか?
- そして、お客様はあなたのサービスから何を得ようとしましたか?
- 最後にお客様は、あなたのサービスを使ってどんな未来を手に入れたいですか?
これらの問いは、経験と洞察がなければ生まれません。AIの答えを実行可能な戦略へと「翻訳」する力は、まさに私たちの「視点の引き出し」から生まれるのです。あなたの経験は、決して時代遅れではありません。むしろ、最大の資産なのです。

AIとの付き合い方を知るだけで、あなたの経験が最強の武器になる
あなたのこれまでの経験は、AI時代を生き抜くための強力な武器となります。必要なのは、AIを「自分で考えなくていいツール」と捉えるのではなく、「自分の経験を増幅させる相棒」と捉え、その付き合い方を知ることだけです。
「もう手遅れ」なんてことはありません。これから新しい可能性を探すための具体的な一歩は、決して難しいことではありません。「人と向き合う力」や「視点の引き出し」は、あなたの中にたくさん存在しているはずです。

未来への挑戦を応援する人生キャリア相談
私は、あなたの経験がAI時代にこそ価値を発揮すると確信しています。
この先のキャリアに悩んだとき、どんなスキルを身につければいいのか、どんな仕事が向いているのか、と立ち止まることがあれば、国家資格キャリアコンサルタントである、私「いっきょう」に、ぜひご相談ください。
あなたの経験を棚卸しし、その経験とAIを掛けあわせた「最強の武器」にするお手伝いをいたします。くわしくは、こちらのブログをお読みください。
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